AviUtlで簡単に動画を作成する使い方Part1

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動物、料理、スポーツ、アニメ、ゲーム、実況プレイ、作ってみた、TRPG、講座など、昔に比べて動画共有サービスで見られる動画の種類がえました。

それだけ動画を作成することが気軽になり、世界に配信できるようになっています。そこで今回は無料動画編集ソフトウェアAviUtlの使い方を書いていきます。

AviUtlとは?

AviUtlとはエーブイアイユーティエルと言い『AviUtlのお部屋』にて『KENくん』氏により開発された無料の動画編集ソフトウェアです。動画投稿サイトにて、投稿する動画を作成するのによく利用されています。

『AviUtlのお部屋』にはAviUtlの他に、簡単な説明の記事と一緒に拡張編集PluginやFilterPlugin、出力Pluginといった便利なプラグイン一覧があるので、必要に応じてご使用のパソコンに導入してみてください。(拡張編集Pluginと出力Pluginは必ず追加することをおすすめします)

現在AviUtlは2013年以降バージョンアップはされておらず、Microsoft Windowsでの動作が確認されています。ダウンロードする際はMicrosoft Windowsでお願いします。

AviUtlでどんなことができるのか

AviUtlの使い方といっても機能がたくさんあるので、今回は実際に投稿されている動画でよく使用されている機能を説明していきます。できる限り単純作業でできるやり方を書いていきます。今回スクリプトは使用せず、以下のことを説明します。( )内は使用した機能名です。

・テキストの表示(テキスト、フェード)
・動画や音声ファイルの追加
・BGMの挿入(分割、音量フェード)
・BGMの音量調節(音量、直線移動、中間点)
・映像の音を差し替える(グループ化)

以上5つを説明していきます。

編集を始める前のウィンドウ設定

AviUtlを起動して、編集しやすくウィンドウの配置を行いましょう。

左上の「設定」から「拡張編集の設定」「拡張編集の設定」にチェックを入れると下の画像のようなタイムテーブルが出ます。このタイムライン上で動画を編集していきます。

左上の「表示」から「オーディオ波形の表示」「時間の表示」を出して作業をしています。

他のものは使う機会が少ないので非表示のままで構いません。

メインウィンドウの説明

AviUtlを起動すると必ず立ち上がるウィンドウです。この画面に編集中の映像が表示されるので、必要に応じて再生して確認をします。

①再生・停止ボタン
②動画を1フレーム巻き戻します。
③動画を1フレーム早送りします。
④書き出す動画の始まりと終わりを指定します。

タイムラインの説明

「設定」から拡張編集の設定にチェックを入れると表示されます。このタイムラインに画像や映像の素材を入れていきます。

①再生箇所の時間
②現在のフレーム/総フレーム数
③シーンの選択
④タイムラインの表示縮尺
⑤時間軸…動画を再生すると右に進んでいきます。
⑥レイヤー…Layer1から2、3と素材が重なっていきます。(Layer1にある素材はLayer2の素材に隠れる)
⑦オブジェクト…動画や画像、音声データなどが表示される。
⑧現在フレーム…確認したい箇所にクリックするとメインウィンドウに表示されます。方向キーでも動かすことができます。
⑨再生フレーム…再生すると右に動いていきます。
⑩ 最終フレーム…動画はここまでですという表示。

システムの設定も触っておきましょう。左上の「ファイル」から「環境設定」→「システムの設定」

①最大画像サイズを幅2000、高さ2000と入力。
②リサイズ設定の解像度リストに1920×1080、1280×720、854×480と入力。
③再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示するにチェックを入れる。

あとは画像を参考に、チェックをつけたり外したりしてください。

編集が完了したデータを一本の映像として書き出すという作業があるのですが、書き出し作業中は特に何もする必要はありませんが、少々時間がかかることがあります。その書き出しが完了したことを知らせる音楽を設定することができます。

同じく「システムの設定」から④出力終了時のサウンドの参照からお好みのwav形式の音楽を設定できます。設定が終わったら「OK」を押してください。

テキストの表示の方法(テキスト、フェード)

タイムラインの上で右クリック、「メディアオブジェクトの追加」→「テキスト」を押します。するとタイムライン状に①テキストのオブジェクトが表示されます、テキスト用の②設定ダイアログが現れます。

この設定ダイアログが閉じてしまった、または表示されない場合、対象のオブジェクトをダブルクリックすることで再度表示することができます。

この設定ダイアログはテキスト以外の画像や音楽など、他のオブジェクトをダブルクリックすると、そのオブジェクトの設定ダイアログが開きます。

①設定ダイアログの下の余白にテキストを入力します。
②文字の色や書体なども変更できます。
③文字のサイズは「サイズ」か「拡大」で変更できます。角度は「回転」、横の移動は「X」、縦の移動は「Y」で変更できます。

テキストの表示時間の調節はオブジェクトの長さを変えて調節します。オブジェクトの左右どちらかにマウスのカーソルを持っていきます、すると矢印が←→に変わります。変わったところで右か左にドラッグし、オブジェクトの長さを変えます。

オブジェクトが長ければ表示時間が長く、短ければ表示時間は短くなります。これはテキスト以外のオブジェクトも同じです。好みの長さに調節したら、表示したい時間に移動させてください。

オブジェクトの真ん中でドラッグすれば、タイムライン上を移動させることができます。

これで好きな場所にテキストを表示させることができました。

フェードとはフェードイン、フェードアウトのことです。徐々に表示したり、徐々に消したりすることがでします。設定ダイアログの閉じる×ボタンの下にある「+」をクリックし、「フェード」を選択します。

すると設定ダイアログの下に追加でフェードの項目が表示されます。フェードインの場合は「イン」ボタンの左横の数字を変更し調節してください。数字は表示される時間(秒)を表しています。フェードアウトの場合は「アウト」ボタンの左横の数字を変更して調節してください。数字は表示が消える時間(秒)を表しています。

テキストで雰囲気を出したくなったときなどに使用してみてください。フォントを変えればホラーな表現にもなります。

フェードの効果を切りたいときは、設定ダイアログのチェックを外してください。

フェードは画像や映像、図形なども同じ方法で編集ができます。

動画や音声ファイルの追加方法

任意のタイムライン上にドラッグ&ドロップする。

BGMの挿入方法(分割、音量フェード)

ドラッグ&ドロップでBGM用の音声ファイルをタイムライン上に入れます。分割方法は、分割したい箇所に現在フレームを持っていき、対象のオブジェクトを選択。オブジェクトの上で右クリック→「分割」をクリックすると、現在フレームの場所でオブジェクトが分割されます。

この分割を使用し、必要のない箇所のオブジェクトを削除していってください。削除方法は、削除したいオブジェクトの上で右クリック→「削除」をクリックでできます。

 

音量フェードは音量のフェードイン、フェードアウトのことです。徐々に音を入れる、徐々に音を消していくことができます。やり方はテキストのときと同様です。音声ファイルの設定ダイアログを表示させ、右上にある「+」を押し「音量フェード」をクリックします。

設定ダイアログに音量フェードの項目が追加されるので、お好きなイン、アウトの数値を入力してください。

急に音が流れだすのはちょっと…といったシーンや、だんだん何かが近づいてくる演出など使用できます。

BGMの音量調節方法(音量、直線移動、中間点)

使用する音声ファイルをタイムラインに入れます。音声ファイルの設定ダイアログにある、音量の数値を変更すると音量が変わります。

音量の数値は0〜500まで変更でき、単純な音量の調節ができます。

一定で流れる音量に変化をつけます。設定ダイアログの「音量」をクリックし、「移動無し」チェックが入っているので「直線移動」に選択し直します。

これで音量の右側の数値が入力できるようになります。左側の数値がオブジェクトの始まりの数値、右の数値がオブジェクト終わりの数値となり、画像の場合、最初は音量100で聞こえていたものが、終わりにかけて10まで音量が下がっていくことになります。

この直線移動を使用すると、音量フェードを使用しなくてもフェードの演出が行えます。直線移動は「音量」だけでなく「左右」にも使用できますし、動画や画像などのオブジェクトにも使用できます。動画や画像の場合、音量ではなく「X」「Y」「Z」「拡大率」「透明度」「回転」などが該当します。

このまま直線移動を使用すると、始まりと終わりの数値しか設定することができません。例えば始め音量は100で流し、途中で音量を30で流した後、100まで緩やかに音量を戻したい場合、中間点を使用します。

中間点は、直線的な変化の中に複数の変化点を追加することができるものです。中間点を追加したいオブジェクトを選択し、追加したい位置に現在フレームを持っていきます。右クリックから「中間点を追加」をクリックすると、オブジェクト上の現在フレーム位置に小さな▼がつきます。これが中間点です。

設定ダイアログではこのように表示されます。

設定ダイアログの上部の帯はオブジェクト単体のタイムラインになっており、①左右の三角ボタンを押すと②始まり→③中間点→④終わりと自由に移動させることができます。

まず始まりの音量を100にしたいので、①設定ダイアログ上部の三角ボタンをクリックし、再生位置をオブジェクトの始めに持っていきます。そして左側の数値を100にします、そして右側の数値が中間点の数値になるので、中間点の音量を30にします。

次に①設定ダイアログ上部の三角ボタン、右側を押します。すると中間点の数値が右から左に変わります。画像の左側が中間点の数値、右側がオブジェクトの終わりの数値になるので、右側に100と入力します。

この状態だとこの音声の音量は100→30→100と緩やかに変化していきます。


例で出した音量の変化は、始め音量が100で流れ続け、途中で音量が30に変わり、100まで緩やかに音量を戻します。
これを実現するには音量を100→100→30→30→100にする必要があり、中間点があと2つ、合計で3つ必要です。中間点の数値の入力は以下のようになります。

①始まり→音量100
②中間点1→音量100
③中間点2→音量30
④中間点3→音量30
⑤終わり→音量100

少し戸惑うかもしれませんが、試しに再生して確認しながら中間点を足したり減らしたり、数値を入力してみてください。この方法以外にも、画像のように分割と直線移動の機能を併用した方法でも同じ表現ができます。

映像の途中からナレーションが入るときなどに、中間点や分割を使用してBGMの音量を調節しています。

映像の音を差し替える方法(グループ化)

使用したい映像の音を別の音に変えたい場合、グループ解除、グループ化を使用します。

まず映像ファイルについている音声ファイルを消す必要があります。映像ファイルをタイムラインに入れます、映像ファイルは音声ファイルとすでにグループ化されているので、オブジェクトを選択し右クリック→「グループ解除」でグループ化が解除されます。これで音声ファイルを消しても、一緒に映像ファイルが消えることはなくなります。

次に差し替えたい音声ファイルをタイムラインに入れ、任意の場所に配置します。配置したらグループ化したいオブジェクトを選択します。Ctrlキーを押しながらクリックすると複数のオブジェクトを選択することができます。そのまま右クリック→「グループ化」で差し替えた音と映像がグループ化され、編集しやすなります。

録画した映像と映像の音声、話し声の音声を一緒に編集するゲーム実況動画を作成するときに使用すると便利です。

データの保存方法

メインウィンドウの「ファイル」から「編集プロジェクトの保存」をクリックして任意の場所に保存してください。上書きする場合は「ファイル」→「編集プロジェクトの上書き」でできます。

AviUtlで使用した映像や音声データは全てリンクで配置されています。使用したデータの保存場所を変更することは控えてください。

動画の書き出し方法

書き出したい位置(画像の①の場所)に現在フレームを持っていく必要があるので、設定ダイアログ上部の②のボタンをクリックします。そして③のボタンをクリックし、編集データ上で①の場所が動画の始まりです、と設定できます。

現在フレームを動画の終わりの位置(画像の①の場所)に持っていく必要があるので、設定ダイアログ上部の②のボタンを押します。③のボタンをクリックすると、①の場所が動画の終わりであると登録できます。これで動画として書き出したい範囲を指定できました。

メインウィンドウの「ファイル」から「プラグイン出力」→「拡張 x264 出力(GUI)Ex」をクリックし、ファイルの種類をmp4にして任意の場所に保存します。

※x264guiExは『rigayaの日記兼メモ帳』にて『rigaya』氏により公開されている、無料の動画エンコードソフトです。これを導入し使用すると、高画質・低容量の動画を自動で書き出すことができます。書き出しの際の細かな設定方法などの詳細は、今回省略させていただきます。

5つの作業で動画を作ってみましょう

「動画を投稿してみたいけれど、編集ソフトがない」「難しそう」と感じる方も多いと思います。しかし今回説明した5つの作業さえできれば、実際に投稿されている実況動画や講座動画のような編集が無料で行え、さらに編集した動画の書き出しもワンクリックでできるので、あとは動画を投稿するだけ。今回説明させていただいた方法を用いて、是非動画を作成してみてください。

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