音声広告の基本や効果を解説!急速に拡大する広告市場

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「音声広告」はご存知ですか?日本ではまだ馴染みのない広告ですが、欧米では普及・注目されています。要因としてはSpotify等の音楽配信サービスが生まれたことがきっかけで、音声広告市場が一気に拡大しました。今回は、これから日本でも普及するであろう音声広告について解説します。

音声広告とは?

音声広告は、日本では1950年頃から存在していました。当時、音声のみで情報を発信・販促するマーケティング手法(音声広告)はラジオが主流でした。

しかし、冒頭で述べた音楽配信サービスが生まれたことによって、音声広告は音楽配信サービスでの広告が主流になり、急速に拡大しつつあります。現在の音声広告は、音楽やニュースの間に流れる広告となりました。ラジオの音声広告との違いは、デジタルの特性として細かなターゲティングができることと広告によってどんな効果があったのか数値をまとめられます。

また、どのような雰囲気の音楽の後に広告を配信するか、コントロールできます。さらに配信した広告が、誰に、いつ、どのように届けられ、どれだけのアクションが得られたのかデータとして把握可能です。

 

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音声広告の効果

音声広告の効果として、Adobeが行った音声広告に関する調査(18歳以上のアメリカの消費者1,000人を対象に調査した「2019 VoiceReport」)によると、半数近くが音声広告は不快に感じづらく、テレビやSNS等の他チャネルより興味を惹くと回答がありました。音声広告は、邪魔な広告と感じず、むしろ好印象を持っているユーザーが多いのです。

音声広告には、他に「インタラクティブ音声広告システム」という音声広告があります。インタラクティブ音声広告は、単純に広告を配信するだけでなく、商材の詳細について知りたいかどうかユーザーに質問できます。もし、ユーザーが関心を持った場合、会話形式で詳しい情報等をユーザーに伝え、コンバージョンに繋がりやすい。そのため、従来の音声広告より効果の高い形式と考えられます。

音声広告の市場規模

市場規模の大きいアメリカの場合、IAB社が発表した「IAB Internet Advertising Revenue Report」によると、2018年度は日本円で2,424億円の広告収入がありました。前年比で約23%増加しており、更に前々年比で見ると100%以上増加しています。

また、世界中で音楽配信サービスを利用するユーザーは現在13億人で、2023年には15億人になると推定されています。以上のことから、今後の音声広告市場規模は更に拡大していくと考えられます。

音声広告の事例

音声広告について、言葉は知っているけどイメージしづらい方に、各配信サービスでの広告事例をご紹介します。

①Spotify「Spotifyオーディオアド」

Spotifyは、パソコンやスマートフォン、タブレット等にて音楽を無料で聞ける音楽ストリーミングサービスです。世界2億人以上のユーザー数を誇る定額音声サービス「Spotify」の無料ユーザーに、楽曲間に最大30秒の音声広告が配信できます。

Spotyfiの利用ユーザーに対して、多彩なターゲティングが可能なことが特徴です。具体的には、年齢や性別、エリアなどの属性でのターゲティング、ロックやジャズなどユーザーがその時に聴いている音楽ジャンルカテゴリーによる「ジャンルカテゴリー」、日々の活動や習慣、季節的なイベントなどのモーメントに合わせた「プレイリストカテゴリー」です。

上記のカテゴリーを活用し、視聴ユーザーのリアルタイムなシチュエーションに合わせたターゲティングが可能です。

【参考記事】

「音楽発見サービスでオーディオアドの可能性を探るSpotify 音楽のストリーミング配信は日本の音楽市場を席巻するか?」

②radiko「ラジコオーディオアド」

音楽配信サービスではないが、インターネットラジオ配信サービスである「radiko」でも広告配信が可能です。radikoは、パソコンやスマートフォンにて無料で聴けるサービスで、現在月間で700万人のユーザーに利用されています。

冒頭でもラジオでの広告は以前から行われていましたが、細かなターゲティングは出来ず、ラジオを聴く人一律に同じ広告を配信していました。radikoでは、過去に聴いた番組の履歴や会員データ、位置情報からユーザーそれぞれに合わせた個別配信が可能です。ご紹介した上記2点の他にも、様々な配信サービスで音声広告が配信されています。

音声広告の今後と可能性

日本のデジタル音楽市場は、ストリーミングサービスが主流になりつつあります。2018年には、ストリーミングサービスの売上がダウンロードの売上を初めて上回り、今後もストリーミングサービスが拡大すると予想しています。

既にご紹介した、Spotifyでは音楽再生の合間に音声広告をはさむ無料プランのユーザーは1億1700万人おり、非常に多くのユーザーに広告を配信できる。また、Spotifyを利用しているユーザーはスピーカーではなく、イヤホンで音楽を通勤や勉強、家事をしながら聴いているのが多いので、音声広告も何かしながら聴く事ができます。ながら視聴が難しいディスプレイ広告や動画広告とは異なる形でユーザーにアプローチができます。さらに、音声広告が流れている間は流れている広告だけを聴いており、しっかりと情報をユーザーに伝え、ユーザーの頭に残ります。

音声広告の今後は、これまでに何度も述べているように、普及は急速に進んでいくと考えられます。iPhoneのsiriをきっかけに、Googleやアマゾンなどが販売しているスマートスピーカーを通じて、国内でも音声ベースでのコンテンツや音声操作が徐々に浸透してきました。アメリカのある企業での調査によると、2020年までにはネット検索の約50%が音声検索になると言われているほど、音声コンテンツの重要性が高まっています。

新たなマーケティング手法として音声広告を利用しよう

日本では、まだ馴染みの薄い音声広告。しかし、世界に目を向けると音声広告はSNSに次ぐ第二、第三の成長市場です。日本でも数年後には、利用が高まる広告になると予想されますので、みなさんも乗り遅れないよう、本記事をきっかけに音声広告を始めてみましょう。

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