リスティング広告におけるABCD評価分析とは

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今回は、リスティング広告におけるABCD評価分析の方法について説明します。

リスティング広告におけるABCD評価分析とは

ABCD評価分析とは、リスティング広告のグループやキーワードごとにCV(コンバージョン、成約)数、CPA(1成約あたりの広告コスト)、広告コストにもとづいてABCD4つのカテゴリに分けて評価する方法です。

  • Aカテゴリ…CVありで、CPAが目標以下のキーワード
  • Bカテゴリ…CVありで、CPAが目標以上のキーワード
  • Cカテゴリ…CVなしで、コストが目標CPA未満のキーワード
  • Dカテゴリ…CVなしで、コストが目標CPA以上のキーワード

それぞれの性質を考えると、

  • Aカテゴリ…優良キーワード群。よりCVを獲得できる可能性がある。
  • Bカテゴリ…獲得できているが、獲得効率が悪い。採算が合ってない。
  • Cカテゴリ…判断できるほどアクセス流入が集まっていない
  • Dカテゴリ…コストが掛かりすぎている。出血している。

というものです。

ABCD評価分析から得られる戦略指針

ABCD評価分析をすると、リスティング広告において戦略を立てる上での指針となります。最大化と最適化のバランスを取るためには、それぞれのキーワードやグループの成果を細分化すること。そして、それぞれに対してどうするかを決めていくことが重要です。まさに、「分けることは分かること」と言えますね。細分化して情報の交通整理をすることで見えてくるものがあります。

一般的には、下記のような指針を立てることができます。

  • Aカテゴリ…攻める(コストを掛けて最大化を目指す)
  • Bカテゴリ…効率化する(効率化して採算が合うように)
  • Cカテゴリ…キーワードを発掘する(結果から読み取れるものは?)
  • Dカテゴリ…抑える(出血を止める、もしくは少なくする)

AカテゴリとDカテゴリはどんな戦局にも当てはまる傾向があります。だから、迷いなく実行すべきです。

一方で、BカテゴリとCカテゴリは、リスティング広告運用担当者の腕の見せ所といえるでしょう。戦局によっても、戦略が変わります。

特に、Bカテゴリ。獲得できているが獲得効率が悪い場合。

アカウント運用全体の、もしくはビジネス全体の方向性として「最適化」を求めていこうという場合は、上記の考えでOKだと思います。獲得効率をあわせるために効率化する。他方、最適化ではなく「最大化」を求めていく場合は、これ以外の戦略方針が必要になります。

「効率が悪いままでも数を取りに行くため、攻めの入札を行う」というものです。

 

まとめ:ABCD評価分析の活用方法

ABCD評価分析を使うと、リスティング広告アカウントを分けて見ることができます。個別に分けた分析結果だけを個別に判断する、こんな個別をみていくミクロ的な分析。個別から見ることができる傾向を全体的に判断し、全体でバランスを取りに行くマクロ的な分析。

マクロとミクロ。巨視と微視。

ここを切り替えながら戦局をコントロールできることが、リスティング広告運用者には求められます。分けることにより、分解して細かくも見えるし、分けることにより、全体を大きく見通せる。ABCD評価分析、まずはコストと運用結果から分けてみてください。検討を祈ります。

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CATEGORY :
マーケティング
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